マスクをしているからかもしれませんが、
階段の昇り降りが辛いと感じる事が増えました。
最初のイラストの様な感じで、手すりにつかまってやっとという日も。
特に寒い時期は、体調の悪い日が多いので、
平地に着くと眩暈がするので、邪魔にならないところで
しばらく休んでから動くようにしています。
今日は乗り換えの時の階段で
膝が「カクッ」となりそうな感覚が久しぶりにあって、
ハッとしてすぐ力を入れたので大丈夫でしたが、
気を抜いていたら膝から崩れて落ちていたかもと思うと
一気に怖くなりました。
リハビリ病院に入院中、階段の昇り降りの練習がありました。
段数で7~8段位だったと思いますが、PT(理学療法士)の先生が
一緒に昇り降りしてくれているし、余り不安は感じませんでした。
その時の方が、足の運びはロボットの様でぎこちなく、
膝も伸びたままでカクカクした動きでしたけど、
気持ちの上では安定していた気がします。
退院して、通勤や外出で階段を使う様になったら、
特に降りる時に、急に不安感が襲ってくる日があるのです。
1~2段降りると、「今日はダメな日かも」と。
膝が抜けそうな気がするというのか、
上手く言えないのですが、ちゃんと歩けないって感覚。
「頼むからもって」と体に言い聞かせたくなる感じ。
発症から3年経っても変わることなく、
朝起きた時や、立っている時間が長くなった時、
照明が明るすぎる場所にいる時や、外出時間が長い等
様々な他の状況下でも、とても不安になります。
ここまで考えて、気が付きました。
体力だ。
体力が減ってくると、本能的に不安になるんです。
ギラン・バレー症候群は、元々体力というか持久力がないので、リハビリでも
「無理しないで。足りないくらいでもいいから」
と言われてきたんですが、
急に血の気が引く感じになって、動けなくなったりするからだと思います。
階段は、降りる時の方が大変だとリハビリでは言われていて、
当時は昇る方が足の力が要る気がして怖かったのですが、
今はその意味が分かりますし、実感しています。
いずれにしても、体力が減ったと体の方で感じると
本能的に不安を感じると改めて分かったので
この感覚を大事にしておこうと思います。
無理はしないようにしているのですが、
体が教えてくれないと、無理していると
自分では気づけていないことが増えています。
本能に感謝です。
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